バスは南三陸町歌津の馬場地区に。
海岸を襲った津波は住宅や道路を破壊しながら遡上。高台のすぐ手前の田んぼまで押し寄せ、瓦礫と泥を堆積させて引いていきました。
住宅の瓦やブロック、家財道具などが埋まった田んぼは使い物になりません。
今回の目的はその田んぼの瓦礫を取り除いて田植えが出来る状態にすること。ほとんどの農家が田んぼの復活を諦めています。一日だけのボランティアによる作業でどの程度のことが出来るのか不安でしたが、地元の方々との共同作業で無事田植えを完了できました。
慣れない田んぼでの作業は予想以上に重労働
先行して瓦礫除去の終わった田んぼに田植え機が入った。仕上は手作業です
被災地に水田が復活しました。段々の堤に防草シートを張り、後日芝桜の苗が植え込まれます。来年の春は芝桜の名所になるでしょう![]()
震災から1年経過した被災地を思いつつ、facebookのイベント情報が目に付いた。手帳でスケジュールを確認し即申し込みました!
内容は『瓦礫拾い・田植えボランティア募集』。静岡からバスを利用して被災地に向かい、あの被害の酷かった宮城県南三陸町にて作業をするものである。未だに先の見えない状況にある方々の手助けをすることも重要だし、建築家として建物の被害はどうであったか目で確かめる必要がある。
片道10時間の窮屈な車内に朝日が差し込み南三陸町沿岸部に入ると、そこにはテレビで見た悲惨な情景が今もそのまま残されていました。
うず高く積まれた瓦礫の山が復興を阻んでいる。受け入れを拒否する他地域の人たちはこの惨状を直接見るべきだ!
町の中心にある防災対策庁舎。最後まで避難を呼びかけ続けた女性がいた建物です。屋上のアンテナによじ登った町長達だけが助かりました。折れ曲がった鉄骨胴縁が津波の勢いを物語っている。今も大勢の人が慰霊に訪れています。